去る秋晴れの日、行ってきました『ヨシタケシンスケ展かもしれない』に!
ヨシタケシンスケさんについては、デビュー絵本『りんごかもしれない』を初めて手にした時からずっとファンでして、この展覧会が開かれると知ったときは「絶対に行く!!!」と固く誓ったものでした。
まぁでも、1回目に行ったときはあまりの混みようにすごすごと退散してしまったのですが…。今回はリベンジでした。
公式サイトはこちら↓↓↓
2023年10月15日(日)~12月24日(日)の開催場所は【宇都宮美術館】
近くには大きな道路が通っていてアクセスしやすいのですが、広い自然の中にある美術館で、とてものどかな気分になれる場所でした。
前回の反省を活かして、今回は平日午前中に突撃!
受付に着いたのは、10時を少し過ぎたころでした。
(前回は平日14時頃に行き、チケットを買うのに大行列になっているのを見て、グッズだけ購入して帰ってしまいました。中に入ってもゆっくり見られないと思ったので(^_^;))
チケット売り場には先客が1組だけいましたが、間も無く購入でき、いざ会場へ!
会場に入ると、いきなり『ころべばいいのに』のアイツが!
かわいい❤️
入場するときに「会場内はほぼ写真撮影OK」と説明いただいたので、迷わず写真にとりました。
会場は2つに分かれていて、
第1会場はメイン会場で、ヨシタケ氏が学生時代に製作したものや、日々感じたことを絵に残したメモ、絵本ができるまでの試行錯誤がわかるメモ、既刊絵本を元にした映像やゲームなどが、規則的に、または自由に展示されています。
ヨシタケ氏の私物も多数展示されていたのですが、細々したものがちょこちょこと配置されていて、ヨシタケ氏の工房にお邪魔した感覚になりました。
展示の目玉は小さいメモ用紙2000枚(くらいだったかな?)。小さいメモ用紙が見えないくらいの高さにまでびっしりと並べられている様は圧巻ですし、一枚一枚じっくり見てみると、「こんなに成功している人でも、私と同じようなこと考えてるんだな〜」とか、「大人でも無条件に甘やかされたいよね、わかる〜」とか、「くっだらね〜〜(笑)」とか、いろいろな感情が感じられて楽しかったです。立ったりしゃがんだりしていたので、膝が痛くなっちゃいました(笑)。
この特別展にはさまざまな関係・年齢の人が来ていましたが、その良さが特に出ていたのが、ゲームや顔はめパネルが展示してあるコーナーでした。
他の展示品にはまったく興味を示さなかった男の子が1つのゲームに夢中になっていたり、ご年配の夫婦が一緒に来館した娘さんに顔はめパネルで写真撮影をお願いしていたり、友人同士でクイズを出し合っていたり。
…私は1人で行っていたので、そのためこういったコーナーではしゃぐことができず、ちょっと残念。
第2会場は、絵本の原画などが展示されていました。
第1会場のメモ群は、細かい&鉛筆の色が薄くて正直見るのが大変(そもそもじっくり見せるための展示ではないと思いますが)だったのですが、原画はしっかり見ることができました。
それを見終わると、あとは会場出口までさら〜っと誘導されていき、ドラゴンに襲われているヨシタケ氏に見送られ、お土産を引いて退場。
売店も大盛況でしたが、すでに別日に購入している私は今回はスルーして退館。
滞在時間は2時間くらい。じっくり展示を見て回ることができたので清々しい達成感を得られました。
最初に行ったときの混み具合にヒヨって行くのを迷っていましたが、やっぱり行って良かったです。
読んでいるヨシタケ氏の絵本が多い人ほど楽しめる展覧会だと思います。
ほぼ全ての既刊を読んでいた私にとっては、とっても楽しい時間を過ごせました✨
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