第4話「孤高の天文家」ストーリーまとめ
「壊し手」と「纏持ち」が加入し、他の鳶たちも腕を上げてきた。
しかし季節は秋。火事が増えはじめる時期だ。
前回で源吾自身が腕の衰えをよくよく問題視したこともあり、
“風読み”の必要性が高まる。
源吾、新之助、寅次郎、彦弥の四人は蕎麦屋で打ち合わせを行う。
源吾が以前話していた“風読みのあて”
――それは、かつて定火消時代に慕っていた加持孫一のことだった。
しかし孫一はすでに火消しを辞め、消息不明。左門に行方を探らせているという。
和やかに蕎麦を啜る四人。
彦弥は看板娘のお鈴を口説こうとするが軽くあしらわれる。
そこへ目つきの鋭い僧が来店。
席がないと知るや激昂するが、なだめる源吾を一目見て、意味深な様子で店を去る。
やがて孫一の手がかりが判明。
幕府の天文方に属する人物を訪ねた源吾は、衝撃の事実を知る。
孫一が火消しを辞めたのは、暦の編纂を手伝うためだった。
しかし、京都へ向かう途中で遭遇した火事で人々を救うため炎に飛び込み、
帰らぬ人となってしまった。
敬愛していた「おやっさん」が火事で命を落とした――
源吾は深く打ちのめされる。
だが同時に、孫一に「天才」と称された息子がいると知る。
その名は星十郎。
源吾、新之助、彦弥は星十郎を訪ねる。
星十郎は三人の用件を即座に見抜き、火消しへの誘いを冷たく拒絶する。
彼は父を天文学者として尊敬している。
だが、火消しとして命を落とした父を「愚かだ」と断じる。
父は自分が学問を究めることを望んでいるはずだ、と。
勧誘は失敗に終わる。
源吾宅での反省会。
深雪が「心理を読む彼の性質を逆に利用すれば?」と提案するが、決定打にはならない。
その中で、新之助だけが何かを決意する。
彼は独断で星十郎に手紙を送り、再び蕎麦屋で会う約束を取り付ける。
新之助は語る。
自分の父も火消しで、火事で命を落としたこと。
火消しになるのは本意ではなかったが、それでも信念を持って生きると決めたこと。
星十郎は、自身に流れる異国の血を理由に人との関わりを避けてきた。
だが新之助の言葉、そしてお鈴に髪の色を「綺麗」と言われたことが、彼の心を揺らす。
店を出た星十郎は夜空を見上げる。
その夜、蕎麦屋で爆発が起こり、火の手が上がる。
次回、源吾たちの活躍が待たれる。
第4話「孤高の天文家」感想
- 源吾の言っていた「風読みのアテ」は星十郎さんではなく、彼の父親だったのですね。星十郎さんのキャラデザが若く見えていたので、疑問がすっきりしました。
- 孫一さんの登場シーン(というか回想シーン)が手書き作画のように見えました。やっぱり、こっちの方が表情に動きがあって自然でいいなぁ。
- 星十郎の声優さんは小野賢章さん、めっちゃいい声だ・・・!好き。
- 孫一さん、火消しを辞めた直後に火事で亡くなるとは皮肉だ。
- せっかく危険な仕事を辞めて天文の道を極めてくれると思った父親が火事で亡くなってしまったら、遺された星十郎さんはさぞかし辛かったことでしょう。火消しに忌避感を持つのももっともなことだと感じます。
- 父親の〇を「犬〇に」と言った星十郎さんに対して、同じく火事で父親を亡くした新之助くんの語りが良かったですね。まだ4話だけど、これまでの源吾とのやりとりや経験から、自分なりに火消しの勤めを果たそうと決意していて立派でした。
次回に向けて・・・
星十郎さんは手ごわく、仲間になるのは次回になりそう・・・。
火事の現場がお蕎麦屋だから、自分の髪色をほめてくれたお鈴のことを心配して協力する、
みたいな流れになるのでしょうね。